東京での生活や子育て日記

経験したことを書きます

荻窪の旅館西郊で、リアル昭和体験

レトロ建築好きの間で有名な、荻窪の西郊ロッヂング。

こちらは賃貸物件なので、見学するには色々めんどくさそうなのですが、ここは旅館西郊も併設(というかこちらが本家?)していて、普通に泊まれるので、泊まってみました。

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旅館西郊の入口。

これ、荻窪の住宅街にやや唐突にあるのですが、きちんと旅館の佇まいです。

 

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ロビー。さすがに建物はかなり古いのですが、綺麗に掃除されています。

旅館のご主人も丁寧で親切な方でした。古い建物は掃除大変そう。

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くつろぎ場所。和洋折衷です。ストーブがガラス製でかわいい。このストーブ現在は製造されていないけれど、状態のいいものは結構いい値段で取引されているとストーブ好きの友達に聞いた。

近くには漫画や小説も数十冊置いてありました。

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暖炉としては使われてないけど、暖炉もあります。

見えにくいけど、絵の下のプレートには、この建物が登録文化財であると書かれています。

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ロビーにあったスタンドも、いい感じです。

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部屋は2階でした。さすがに古さを感じますが、ガスストーブで暖かく、快適。

祖父母の家に来た様な気分になれます。リアル昭和。調度品も昭和のもの多いと思われます。窓からは中庭も見えます。木の雨戸も今ではあまり無いのでは。

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あ、金庫の上にテレビがあった。違和感ありませんでした。

電話ももちろんダイヤル式です。どれも埃などかぶっておらず、清潔です。

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部屋の入口はきちんと玄関スペースがあります。

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2階の洗面所。奥はトイレ。洋式もあって安心しました(便座も暖かかった)。

水周りは大抵新しい方が落ち着くよね。床が飛び石風。

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廊下の飾り窓にお皿が飾られてあったり。横の暖簾とのバランスがかわいい。

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お風呂場の前にはレトロな自動販売機(かみそりとシャンプーとリンス)がありました。かみそりは貝印、シャンプーリンスはエメロン

流し台の洗面器もいい感じです。

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近未来的でかっこいい洗濯機。

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中庭。梅はつぼみがついていました

 

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1階の廊下からみた庭。食事会とかしたら結構良さそう。静かで駅も遠くないし。

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まとめ:

正直建物は結構老朽化しているけれど、ほとんど改築されていないおかげか、リアル昭和感が味わえて、面白いと思います。写真あまり撮らなかったけど、今見たら結構フォトジェニックだなあ。部屋の鍵とか色々今はあまり使われてないであろうタイプのものがたくさんあります。

いやほんと、おじいちゃんの家に来たみたいな気分に。住宅街の中なので、外も中もとても静かでした。

掃除は行き届いていて、夜もよく眠れたので、旅館としての機能は問題ないです。(お風呂のお湯の調節はちょっと難しかった。)

値段も1泊6千円とビジネスホテルより安い位なので、興味があったら一度泊まってみたら面白いかと。結構古く、いつまで現在の状態で営業されるかわからないので、早めがいいと思われます。

 

最後に、ロビーにあったぬいぐるみ。よく見かけたけど、何ていうキャラだったっけ。何周か廻って普通にかわいいと思う。

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東京レトロ建築さんぽ

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  • 作者:倉方 俊輔
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